ステージ上にあるオブジェクトを増やしたり減らしたりしながら、100 秒後に100 個ぴったりにすることを目標としたゲームである。
100周年を記念して
本作品は東京工芸大学創立100 周年を記念した芸術学部フェスタ 2023 の出展を目的とした作品であるため、100にちなんだ作品となっています。
増やすオブジェクトは芸術学部の7つの学科に関連した題材、ゲームコントローラー(ゲーム学科)やカメラ(写真学科)、カメラ映写機(映像学科)や定規(デザイン学科)、地球(インタラクティブメディア学科)や DVD(アニメーション学科)、ペン(マンガ学科)のオブジェクトです。
本作品の特徴
モグラたたきをベースとしつつ、プレイヤーが自身の手の動きを用いてステージ上のオブジェクトと、直接触れることなくインタラクティブに操作することに焦点を当てており、手を握った状態で、画面内でオブジェクトに触れると砕けて分裂する。手を開いた状態でオブジェクトに触れるとオブジェクトをステージ上から払い落すことが出来る。オブジェクトを増やしたり減らしたりしながら、数を調整する要素が特徴です。
思い通りにならないように
今回のゲームのコンセプトはオブジェクトを増やすことですが、減らすことも行わなければなりません。ただ、思い通りの数を減らせてしまうと数を合わせやすくなってしまうため、減らす行為である手を開くジェスチャーを行った際に、オブジェクトが乗っている床が上下に動くことでオブジェクトが跳ね上げられ、床から落ちたり、勝手に砕けてしまうことで、減らす数を予想しにくくなっています。
制作環境
Unreal Engine5にて開発
Autodesk Maya2024
Adobe SubstancePainter
芸術学部フェスタ2023「百花繚乱」
芸術学部教員が自ら制作した作品のほか、最新の研究結果を発表する場である「芸術学部フェスタ」。
今年は本学創立100周年を迎えることを契機に、芸術学部フェスタでは初の教員全員が展示・上映を行う、まさに「百花繚乱」の展示・上映イベントです。
開催日
11月6日(月)~12月1日(金 ※日・祝日及び11月10日(金)、11月11日(土)、11月18日(土)は閉館 時間 10:00~18:30(土曜日は17時まで。12月1日(金)は16時まで。)
※開催時間は変更になる可能性があります。
場所 東京工芸大学中野キャンパス東京都中野区本町2-9-5
https://www.t-kougei.ac.jp/activity/extension/festa2023/#exhibition