動きの様子はすべてFカーブと呼ばれるグラフで表示されるのですが、
最初はこのカーブが何を指しているのかがわかりませんね。
モーションをつける上では重要な作業になります。
簡単な所から見てみると、上の図は腰のX軸移動を示すぐらふですが、
なだらかに曲がっていますね。
ということは、まっすぐ移動しているのではなく、
曲がって移動しています。
これを平らなグラフにすると、まっすぐ移動することになります。
同様に上のグラフは腰のY軸の移動を示しています。
余分なキーフレームを削除してきれいなカーブになるように書き換えます。
少ないキーフレームでキーフレームのハンドルを動かして
曲線を制御していきます。
きれいなカーブは滑らかな動きを出してくれるので、少ないキーで
カーブを描くように心がけるのですが、
きれいなカーブ=きれいなモーションではないところが
ポイントです。
まずはボブを歩かせてみるのだが、ビルダーではポーズを登録していくと
アニメーションが作成しやすいです。(このへんはMAXのBipedと同じかな)
歩くのに必要なポーズを3つほど登録します。
AssetBrowser>Pose Controls>Creat(+のボタン)
後は必要なフレームでポーズを呼び出してキーフレームを作成するだけ~
この時に体のパーツのどこを基準にポーズをつけるのか?が選択できます。
簡単に言うと上の場合左足が着地しているので左足を基準に
次のポーズがつけられると、足が滑ることがないので便利ですよね。
なので、左足のリグを選択した状態で、
Pose Controlsからポーズの名前をダブルクリックで呼び出します。
すると、上の図のように簡単にポーズからポーズにつなげられます。
Mayaをはじめました~なんて言ってから早くも数ヶ月・・・
始めた頃にモデリングの勉強で制作していた車は放置状態・・・
つい悪い癖で細かなところまで作り始めると、車は大変だ~
細かいパーツあるし、内装あるし、限界あるしで
MAYAでのモデリングの練習なので、作れるところは作り込むので
いいんだけど、他にも学ばねばならぬ事が山積みで、
コツコツ作るつもりで放置です。
MAYAでスケルトン・ウエイト・UV・テクスチャが用意できたら
いつものようにfbx形式で吐き出してビルダーへ。
ビルダー初登場のボブさんはエラクシャイな感じですご~くちチビすけ。
おまけにテクスチャも剥がれてます。
Navigator>Texturesの下のプルダウンからNewでテクスチャ
を読み込みます。
Assetbrowser>ElementsでNullをビューにドラッグして中央に配置し、
pを押してpartentモードでスケルトンとボブ本人をNullの子供にしてから
Nullを巨大化!!MAYAに戻すときはNullを削除すればイイらしい~
スケルトンにIKを組んでもいいのですが、基本はビルダーで行うので
このままFKでアニメーションをつけます。
このアニメーションは変形させることが目的なのできれいな
アニメーションでなくても構いませんが、肘や膝など関節や骨が
密集している所を中心にポーズをつけていきます。
ウエイトとは頂点がスケルトンに対してどのぐらいの割合で動くのか?
割合=比重(ウエイト)なので、割合を変化させることで自分の意図した
方向に変形させることができます。
そしてウエイトは半分調整すれば、反対側は
Edit Smooth Skin>Mirror Skin Weightsのオプションでコピーできます。
Skin>edit Smooth Skin>Paint Skin Weights Toolでペンタブを使って
ウエイト調整もできますよ。
フリーランスのデザイナー 3D、編集、DTP・WEBと 何でもござれの 歌って踊れる? グラフィックデザイナー。 色々な学校でCGの講師業も やっており、自分でも何が 本業かわからなくなって いますが、手の届く範囲で 小さく活動中。