アニメーションの修正

MadCarから帰ってきたファイルをベースに送り出した元ファイルを読み込んで、オブジェクトの差し替えが終わったので、いよいよアニメーションを整理して修正していきます。
シュミレーションなどでつけたモーションはキーフレームに変換した際に、基本的にはすべてのフレームにキーが打たれます。



まずは必要のないキー全体(例えばスケールキーなど)をごっそりと削除してから、手動でキーフレームをきれいにしていきます。
今回の動きは加速減速とハンドリングのアニメーションですが、複雑な動きはないので、手動できれいにしていきます。



動きが切り替わるキーを見つけ出しその前後のキーを削除するやりかたで、ガシガシ削除して綺麗なカーブにします。
上の図のカーブはキーフレームの間の動きを修正していないのでまったりとしていますが、ハンドルを使ってキビキビ動くように修正していきます。
シュミレーションの動きですが、ドリフトに入るきっかけやカウンターのステアリング(ハンドルの動き)がかったるい感じでしたので、
タイミングを中心に修正していきます。



動きを分解してみると、直線を走る>左に曲がる>後輪をロックしてからドリフト>カウンターを戻しながら直進となるので、アクセルの加速減速がある後輪とハンドブレーキのロックの影響を受けない前輪と回転数を変えてカーブを修正しています。
ロケーターを前後でわけているため、独立して動かせます。



前輪・後輪のモーションが完成したら、車全体は移動しないように全ての移動のキーを削除します。
これはnParticleで煙を作るのですが、シーンの中を移動するとシュミレーション用の3Dコンテナを広範囲に作らなければならないため、
効率が悪くなってしまいます。
そこで、車本体は移動しないで、背景を動かす方法にします。