SpeedTreeのチュートリアルを試してみた

Unrealやunityでも使え、映画「アバター」でも採用されたりと定番の植物生成ソフトである「SpeedTree」を触ってみました。
スタンドアローン版ですが使えるようになればUnrealやUnityでも使えるかもです。
参考にしたのはyoutubeの「SpeedTree Middleware」にある「Modeler Tutorials」の動画を見ながら操作したのですが、
バージョンが6のビデオなためバージョン7ではメニューの位置が異なるので、備忘録です。
https://www.youtube.com/playlist?list=PL0CAA8FD10C800614

 

 

SpeedTreeで木の幹を作成
SpeedTreeで木の幹を作成

まずはFile > new
で新しいファイルを作成します。
右クリックで出てくるメニューから
Add geometry > Trunks > Standard
木の幹(Trunk)の部分は出来上がりました。

 

 

SpeedTreeをノードで確認
SpeedTreeをノードで確認

右下の「Generation」のウィンドには「Tree」から「Trunk」繋がっているのがわかります。

 

 

SpeedTreeで枝の作成
SpeedTreeで枝の作成

「Trunk」を選択して
Add geometry > Branches > Standard
木の幹から大きな枝が出来て、さらに小さな枝が出来ました。

 

 

SpeedTreeのノード確認
SpeedTreeのノード確認

「Generation」のウィンドには「Tree」から「Trunk」へさらに「Level1」と「Level2」が繋がりました。
これが大枝と小枝になります。

 

 

SpeedTreeのマテリアル
SpeedTreeのマテリアル

「Materials」をクリックして右上のウインドを「Materials」にします。
「+」を押してテクスチャを選びます。
「samples」フォルダ内にある「Textures」フォルダから「BroadleafBark.tga」を選びます。
「Materials」ウインドの左上にある「手のひら」ボタンをドラッグして木の幹にドラッグすると、
読み込まれたテクスチャを木の幹に適用することが出来ます。

 

 

SpeedTreeでテクスチャを適用する
SpeedTreeで木の幹の先端にテクスチャがない状態

基本操作は左マウスボタンで視点を回転させることができ、
ホィールでカメラのドリー、Alt+左マウスで視点移動ができます。
木の幹の先端をみると、テクスチャが張れていません。

 

 

MaterialsのColorsetをBarkに変更する
MaterialsのColorsetをBarkに変更する

「Materials」ウインドの中にある「Color set」をプルダウンで「Bark」に切り替えて
先ほどと同じように「+」でテクスチャを読み込みます。
「samples」フォルダ内にある「Textures」フォルダから「Cap_01.tga」を選びます。

 

 

SprrdTreeで木の幹の先端にテクスチャを適用する
SprrdTreeで木の幹の先端にテクスチャを適用する

「手のひら」ボタンをドラッグして木の幹の先端にドラッグすると、読み込まれたテクスチャを木の幹の先端に適用することが出来ます。

 

 

SpeedTreeで葉っぱを作成する
SpeedTreeで葉っぱを作成する

「Generation」のウィンドで小枝である「Level2」を選択して、
Add geometry > Leaves> Camera Facing > Standard
葉っぱ用の板ポリゴンが作成されました。

 

 

葉っぱにテクスチャを適用する
葉っぱにテクスチャを適用する

「Materials」ウインドの中にある「Color set」をプルダウンで「Leaves」に切り替えて「+」でテクスチャを読み込みます。
「samples」フォルダ内にある「Textures」フォルダから「SampleLeaves_1.tga」を選びます。
「手のひら」ボタンをドラッグして葉っぱ用のポリゴン板にドラッグすると、読み込まれたテクスチャを葉っぱ用のポリゴン板に適用することが出来ます。

 

 

板ポリの形を変更する
板ポリの形を変更する

板ポリの形を変えて立体感を出します。
「Meshes」ををクリックして右上のウインドを「Meshes」にします。
「+」で形のベースのファイルを読み込みます。
「samples」フォルダ内にある「Meshes」フォルダから「Cross-Foil.stm」を選びます。

 

 

立体感のある葉っぱに変更
立体感のある葉っぱに変更

「手のひら」ボタンをドラッグして葉っぱ用のポリゴン板にドラッグすると、
読み込まれた形に葉っぱ用のポリゴン板が変形して立体感を出すことが出来ます。

Valentine Day

最近は男が自分にあげる「俺チョコ」なるものがあるらしいので、自分にチョコをあげてみました~CGだけどw

バレンタインチョコをCGで制作

BMW Z4 GT3

ひさしぶりの更新です。
生徒さんにモデリング課題で車の作成をしてもらいました。
今年から始めた課題なので、テキストやサンプルがないので
一緒に同じ期間で制作してみました。
まぁ~足りない部分をその後も作っているので、
今は同じ期間ではないのですがw

BMW Z4 GT3
BMW Z4 GT3モデルのCGワイヤーフレーム前側

制作したのはBMW Z4のGT3モデルです。
GT3というカテゴリーのレースをするための車=レーシングカーですが、
市販車のZ4をベースにしています。
メーカーがGT3用に作って販売し、ほぼそのままの状態で
レースに使うと言うのが基本です。
チューニングできなけど、セッティングしてレースに使う特殊な車です。

BMW Z4 GT3
BMW Z4 GT3モデルのCGワイヤーフレーム上側

このモデルを使って年末年始にPBR(フィジカルベースドレンダリング)や
Substance Painterの練習をしてみようと思っています。

ゼロ戦の制作 -まえがき-

3daMaxで作ったCGゼロ戦のレンダリング画像

ブログを再開しても書くネタがないので、去年作った「零戦」の
メイキングを書こうかと思います。
後にアニメーションも付ける予定で制作し、モデリングテキストと
しても書き上げました。
3DS MAXでの制作です。