「zbrush」カテゴリーアーカイブ

Pixologic zbrushのTipsや機能紹介、作品での使いどころを紹介します。
バージョンは変わりますので、タグで確信して下さい。

垂れ耳の翼

331-Wing01

体のリトポする前にコンセプトデザインに基づいてMAYAで
モデリングした翼をzbrushにもってきてグリグリしてます。

337-Wing_Zbrush

グリグリしてこんな感じになりました。
この後、リトポしたボディーとマージして、
スカルプを転写します。

340-Wing03

何を思ったか最初のデザインと違うデザインで羽を作ってみたのですが、やっぱり思いつきの即興で作ったものはよくないね。

ShadowBoxを試してみたよ

329-LightBox

ShadowBoxは正面、側面、下面をマスクペンで描くと、
中央に3Dオブジェクトができるという機能で、影を描いて
モデリングするという面白い機能です。
最終的にはリトポが必要になりますが、
今回はこれで武器を作ってみました。
この程度なら、ポリゴンでモデリングしたほうがはやかったなw

330-LightBox_Tool

ShadowBoxでモデリングするに当たって、どちらの向きを
向いているか判断が出来るように、用意されているShadowBoxを
使います。
LightBoxの中のTOOLを選択するとShadowBoxが4つ程ありますが
違いは解像度で大きい数字程、メッシュの細かい作業が
可能のようなので今回は512をダブルクリックして選択。
カンバス上でマウスの左ボタンを押しながらドラッグして描画し
EDITボタンを押します。
マスクで影を描画してそれを形にするので、
ブラシはマスクブラシを選択します。
通常のモデリングと同様にマスクを描く時は、
CTRLを押しながらでないとマスクブラシが選択出来ないので、
CTRLを押しながらカンバスに描画していきます。
正面や横・上面などからマスクを描いて
複雑な形状を作成していきます。

リトポで見やすく

324-Opacity

記念すべき100件目の記事は・・・
リトポする際に裏側が見えてしまうので、だんだんオレンジのライン
が交差して見にくくなってきませんかね。
そんな時は「Prefernese」>「Draw」>「Back Opacity」の値を
下げると裏側が見えなくなり作業しやすくなりますが、
透けなくなるので値を変化させながら行います。

1067-Head_Retopo02

SDiv1の比較ですが、最初左でリトポして右になっています。
大まかな形をスカルプで変形していたものが、
ポリゴンは増えてますが形に沿って新たなモデルになっているのが
分かりますね。

「垂れ耳」でリトポロジーの手順

316-Head_RetopoTool01

エッジの下絵が描き終わったら、実際にリトポを始めます。
まずはZsphereを作成して「Tool」>「Rigging」メニューの
「Select Mesh」で下書きしたモデルを選択します。
今回のキャラクターは首輪があるので、
首と胴体の2つに分割するため、まずは頭だけリトポします。

317-Head_RetopoTool02

Zsphereとシースルーな感じになったモデルが表示されたら
「Topology」>「Edit Topology」でリトポ開始ですが、
その前にキャンパスの何もない所で数回クリックして
Zsphereの選択を解除しておきます。

318-Head_RetopoTool03

後はシンメトリモードでポリゴンを貼るような感覚で下絵に沿って
クリックしていきます。
基本は反時計回りクリックして囲みつつ、「A」キーを押して
プレビューしてみます。
また「A」を押して描画を繰り返して全て描き込みます。

319-Head_RetopoTool04

全て描画したら「Tool」>「Projection」がオンになっているのを
確認し、「Tool」>「Adaptive Skin」の「Density」が4~5にして
プレビューで新たなモデルが古いモデルを再現できているか
確認して、再現性が甘ければ「Density」を上げます。
最後に「Make Adaptive Skin」を押して完成です。

「垂れ耳」でリトポロジー

315-Head_Retopo01

好きなブラシを使ってグリグリと形を作れるのがZbrushのいい所~
ですが、それはエッジの流れとかは考慮していないのでMaxや
Mayaに戻したときに綺麗に再現されなかったり、
アニメーション向きのエッジの流れになっていないんです。
そこで、自分の思ったようなエッジの流れに変えることを
「リトポロジー」とか言います。(上の画像だとなんか困った
顔みたいだw
実際にリトポする前に「どんなエッジの流れにするか?」を
ポリペイントで描いておかないとエライことになります。
せっかくなので、四角形で構成できるように考えてかきます。