好きなブラシを使ってグリグリと形を作れるのがZbrushのいい所~
ですが、それはエッジの流れとかは考慮していないのでMaxや
Mayaに戻したときに綺麗に再現されなかったり、
アニメーション向きのエッジの流れになっていないんです。
そこで、自分の思ったようなエッジの流れに変えることを
「リトポロジー」とか言います。(上の画像だとなんか困った
顔みたいだw
実際にリトポする前に「どんなエッジの流れにするか?」を
ポリペイントで描いておかないとエライことになります。
せっかくなので、四角形で構成できるように考えてかきます。
Zbrushでグリグリと行うのですが、例によって低いSDivで大きな
形を作って盛り上がり(盛り下がり)部分が「ギザギザ」してきたら
SDivを上げるを繰り返します。
使うブラシは「Standard」「Inflat」「Clay Tube」をAlphaと
組み合わせて使います。
大きく形を変えるときは「Move」ブラシで、大胆に変え
あとで、リトポを行うのでメッシュの流れとか考えずに作成します。
最終的には顔のためにSDiv7まで上げてますが、
体はSDiv5ぐらいで形作りは終了にします。
リトポの後にさらに作りこむことにします。
コンセプトや世界観を元にキャラクターのイメージ画・三面図を
作成します。
今回のキャラは人間に一度囚われ魔力を封印された悪魔で
「目と口を縫われて封印されている」のがポイントです。
イメージとして「マッドピエロ」はよくあるキャラなので、
「マッスルピエロ」をベースに垂れ耳をブレンドしています。
細かい世界観や設定はメインキャラを作成するときでもお話します。
いつものように途中放棄で保留になっているキャラクタの一人に
「垂れ耳」がおります。
このキャラのコンセプト(と言っても垂れ耳の部分ですが)を
ベースに制作を再開しようかと思いましたが、以前のモデルを
使いまわすのはイヤなので新たにモデリングしました。
悪キャラですが、ヒーロー体形に変更してますよ。
金属の塊なので、基本的にはマテリアルのみで大丈夫なのですが、
ためしにデカールを貼ってみます。
直線部分はいいのですが、曲線部分にデカールを貼るのは
現実同様難しいですw
まず、デカールを貼る位置を何となく決めたら、そこが大きくなるように
モデルにUVを設定し、それ以外の部分はもちろん適当に展開w
スムースモデファイヤをあて集約した状態でobj形式に書き出し
zbrushへ~
zbrushのプロジェクションマスターのイメージプレーンを
利用して貼っちゃいます。
これは貼る方向を決めてポチっと押すだけで貼れちゃいます~
便利ですね。
フリーランスのデザイナー 3D、編集、DTP・WEBと 何でもござれの 歌って踊れる? グラフィックデザイナー。 色々な学校でCGの講師業も やっており、自分でも何が 本業かわからなくなって いますが、手の届く範囲で 小さく活動中。