「zbrush4 R4」タグアーカイブ

Pixologic zbrush4 R4のTipsや機能紹介、作品での使いどころを紹介します。
バージョン関係なくzbrush関連する記事全ては「カテゴリー」のzbrushにまとめてあります。

「尺連」のUVの作り直し

989-Syakuren_ReUVW

本格的に色入れが終わった所であることに気がつく・・・
今回のキャラクターは授業で使うので、Zbrushのみで終わらせることが
できないんです。
もちろん普段も最終レンダリングは3ds Maxでレンダリングするのですが、
「法線マップ」の授業なのでハイポリゴンからローポリゴンへの
転写だけでなく、Photo Shopでマップを描いて法線マップにする予定も
あるので、今のUVでは描き込めないじゃんw
ということで、objで書き出した「尺連」を3ds Maxにインポートして
描きやすいUVに展開しなおしました。
ついでに言ってしまうと、zbrushではポリペイントで色を塗っているので
基本的にUVは関係ないです。
(ポリペイントとはいわゆる頂点カラーみたいなものです)
仮にProjection Masterでしっかりとテクスチャを描いてもポリペイントに
変換してしまえばいいですし。
ガッツリ色を入れた後で今回みたいに大幅にUVとか変更できるのがzbrushの
強みですよね~

「尺連」のお色入れ

992-Coloer_Front01

いよいよ「尺連」の色塗りとなりましたので、とりあえずベースとなる色を
3色ほど入れてみます。

995-Coloer_Back01

考え無しでここまできたのですが、なんとなく皮膚の違いから
色の塗りわけをおこなっていきます。

998-Coloer_Front02

さらに腕の部分は「尺連カッター」となってある意味別ものなので、
さらに色を追加していきます。

1001-Coloer_Back02

とりあえず、刃物っぽい感じでグレーをいれてみましたが、
どうするかはまた先送りで・・・・

1004-Coloer_Front03

ハエとカマキリと人間のハイブリッドぽくなってきたので、
目玉はオレンジ系統にしてみました。
(だんだん設定に苦しくなって・・・)

1007-Coloer_Back03

甲殻化した部分に色を追加して、弱点である後頭部にも人間の皮膚に
近い色と血管ぽい色をいれていきます。(色が似てきた・・・)

1010-Coloer_Front04

手の部分は一番人間ぽいところなので、指先に向けて肌色に近く塗りわけ、
馴染ませていくのですが、私の色入れはデッサンがベースと
なっているので、大まかに塗り分けた色の中でさらに数段階近い色を
ちりばめて「スムースブラシ」でなじませていきます。
この後はさらにディテールを詰めていく予定ですが、
そろそろMAXでのテストもしなければ・・・

「尺連」のディテールアップ

1031-Syakuren_Detail01

Sdiv7に上げられるのですが6で止めておくとして、シワを描き始めました。
肌が少しずつ硬化していき、外殻が部分的に出来上がってくという設定で
シワが必要な所とシワが必要ない外殻部分と描きわけていきます。

1034-Syakuren_Detail02

脊髄部分がかなり「ギーガ」になってきましたが、比較的外殻化が
進んでいる設定としています。(特に肩甲骨のあたりとか)
ちなみに後頭部は一番人間の部分が残っている設定で、ここが彼の最大の
弱点です。
腕は上腕の骨が進化して、刃物のように研ぎ澄まされ「尺連カッター」と
なり敵を切り裂きます。

1037-Syakuren_Detail03

目の部分を「複眼」にしてみました。
もはやどこから見ても「悪人」であります。

「尺連」ついにSdiv6へ

1040-SDiv6_01

ようやうくSiv6に達しました。
ここでは、ディテールを追加するのと同時に、元々ある起伏等の彫り込みを
行っていきます~まずは、お顔から。

1043-SDiv6_02

歯など描き込んでみましたが、どこからみても「悪人」ですな。
意図的ではないのですが、この手のクリーチャーを作るとなんとなく
「ギーガー」的なデザインになってしまいます。

「尺連」の腕

1186-Syakuren_Arm01

指の手の部分がなんとな~くできたので、そのまま腕の部分の制作を
開始しました。

1189-Syakuren_Arm02

ゴツゴツと盛り上げて、「尺連カッター」を作ろうかと思います。
彼は昆虫と人間との「ハイブリッド」なので、人の部分を残しつつ一部が
硬化し、武器化していったという無理やりな設定で、要はあまりデザインを
しっかりと考えていないのが丸出しです。