打ちよせ、打ち返し、爆音を轟かせ、眩い光を奏でて高く遠くへ突き進め。
テーマに合わせたコンテンツ制作
東京工芸大学芸術学部フェスタ2020のテーマ「おど6アート とど6アート」をテーマにしたコンテンツ制作を試みた作品です。
轟くから「雷」、雷と轟くから「素早い」というキーワードを連想した為、素早く大きな音を驚かせて進むコンテンツを考えました。
「色々な音が鳴り響くピンボールゲーム」をベースに、画面が上へ上へ移動するスクロール方式としました。
球を弾くフリッパーは空中で手を握ることでフリッパーが動く仕組みとしました。
ピンボールなので、65インチのモニターを縦に配置して縦長にしています。
コロナ時代の展示の模索
芸術学部フェスタ用に気軽さや手軽さ、衛生面を考慮してはじめた、非接触型のコントローラーを使った作品制作も三作品目となるが、ウィズコロナ・アフターコロナにおけるゲームデバイスのあり方を模索した作品でもある。
本作品の特徴
従来のピンボールとは異なり、上へ上へと素早く進んでいくのが特徴です。音ゲーでもあるため、素早く進み続けると音楽も先に進んでノリが良くなり、光とシンクロしてノリノリで遊ぶことができるのが特徴です。
制作環境
LeapMotion
Unreal Engine4にて開発。
Autodesk Maya2018
Adobe SubstancePainter
芸術学部フェスタ2020
芸術学部教員の研究作品を発表・公開する「芸術学部フェスタ2020」。
今年は新型コロナウィルス感染拡大にともない、キャンパスでの展示は学内関係者に限定して鑑賞いただいています。
中野キャンパスでの展示の様子を映像でご紹介しています。
https://www.youtube.com/watch?v=izr_UFxXy08&feature=youtu.be
(本作品は9:54頃)